top of page

2015年5月1日金曜日

 2013年の決勝を前に、金満クラブの傭兵軍団という批判に、ミシュランを親会社とするクレルモンの方がよっぽど金があると言って(紛れもない事実なんだが)、クレルモンサポーターの間で炎上したムラッド。2年前を振り返って。

 

「おれんちよりミシュランの方が金があるって言ったからって、別に軽蔑することにはならない。この話をしていると、まるで金を持っていることは恥ずべきことのように聞こえるけど、欠陥でも病気でもない。クレルモンのクラブ首脳は盗んだわけでもない。ただ、おれが言いたいのは、おれ、ムラッド・ブジェラルが、ささやかな予算でミシュランが所有するクラブに面と向かう。それだけで勝利だと思うんだ。だって同じディビジョンじゃないもの。毎年20億ユーロの売り上げを誇るミシュランと比べたら、おれなんてお呼びじゃない。だいたいそんな桁までおれは数えられない!!」

「どちらにせよ、クレルモンとトゥーロンは2つの文化だ。おれは誰かに説教垂れるつもりはない。クレルモンの選手とサポーターとは関係なく、クレルモンの親会社の社風はとても道徳的だと思う。おれは、ラグビーっていうスポーツはロックンロールが音楽で占めるのと同じ位置づけだと思っているけど、クレルモンではラグビーをイメージする時、どっちかというとハープかチェンバロって感じなんじゃないか」

Please reload

Copyright (c) kosuke hakoyama. All rights reserved.
本サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。

bottom of page