
欧州楕円球事情
ヨーロッパラグビー通信
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ウェールズ、他国に先駆けて金曜日のイングランド戦のメンバーを発表。
2015/02/02
今年の6カ国対抗開幕戦となるイングランド戦を金曜日に控え、ウォーレン・ガトランドが他国に先駆けて先発メンバーを発表。
7ヶ月後に迫ったワールドカップでは共に、オーストラリア、フィジー、ウルグアイと同じ死のA組に入った両チーム。ワールドカップでの再戦時に心理的に優位に立つためにも、そして今年のシックスネイションズを勝つためにも、他の試合以上に重要な試合ということで、ガトランドは試合の2週間以上前からマインドゲームを展開。屋根の閉じたミレニアムスタジアムに反響するウェールズサポーターの歓声で、グラウンドでコミュニケーションが取れなかったイングランド相手に30−3で完勝した一昨年の試合に言及し、「イングランドが屋根を閉じた状態で試合をすることを受け入れてくれることを願うよ」と挑発。それを受け入れたイングランド代表は、ミレニアムスタジアムの「騒音」に対応すべく、今週は練習グラウンドに巨大スピーカーを設置して練習。また、今シーズンノーサンプトンで絶好調のWTBジョージ・ノースを先発から外すことをほのめかすなど、場外戦を繰り広げておきながらの、予定2日前のメンバー発表。これもガトランド流の駆け引きか。
キャプテンを務めるサム・ウォーバートンが代表50キャップ目。アダム・ジョーンズ代表引退後の3番を背負うのはスカーレッツのサムソン・リー。今季同じスカーレッツで大暴れのリアム・ウィリアムズは、ノースが先発ということで結局ベンチ。オスプレイズのリース・ウェブとダン・ビガーが昨秋のテストマッチに続いてハーフ団を形成。センターはジェイミー・ロバーツとジョナサン・デイヴィスのコンビで、フルバックはおなじみリー・ハーフペニー。
ノースに関してガトランドは、「私たちは、ここ数試合、彼がウェールズのジャージを着ていい試合をしたとは思っていない」と前置きした上で、「彼はエックスファクターを持っている。金曜の夜、彼がビッグパフォーマンスをしてくれることを待っている」と期待をかける。
「選手が最善の準備ができるように早めに発表した」と説明したガトランド、さて結果はいかに。
1 ゲティン・ジェンキンス(カーディフ)
2 リチャード・ヒバード(グロスター)
3 サムソン・リー(スカーレッツ)
4 ジェイク・ボール(スカーレッツ)
5 アラン・ウィン・ジョーンズ(オスプレイズ)
6 ダン・リディエイト(オスプレイズ)
7 サム・ウォーバートン(カーディフ)
8 タウルペ・ファレタウ(ニューポート)
9 リース・ウェブ(オスプレイズ)
10 ダン・ビガー(オスプレイズ)
11 ジョージ・ノース(ノーサンプトン)
12 ジェイミー・ロバーツ(ラシン・メトロ)
13 ジョナサン・デイヴィス(クレルモン)
14 アレックス・カスバート(カーディフ)
15 リー・ハーフペニー(トゥーロン)
16 スコット・ボールドウィン(オスプレイズ)
17 ポール・ジェームズ(バース)
18 アーロン・ジャーヴィス(オスプレイズ)
19 ルーク・チャータリス(ラシン・メトロ)
20 ジャスティン・ティプリック(オスプレイズ)
21 マイク・フィリップス(ラシン・メトロ)
22 リース・プリーストランド(スカーレッツ)
23 リアム・ウィリアムズ(スカーレッツ)
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